2011年12月26日月曜日

年末の一コマから

2011年もあとわずかとなり、あわただしい日々となりました。
毎年感じることですけれども、25日が過ぎ、26日になると急にクリスマスの飾りやもみの木も撤去されて、これからは皆が一斉に全力疾走で年末に突進してゆくように感じてしまいます。さらに、急に洋風から和風に街全体が変わってゆくようで、いつも不思議に思います。ここに日本の特性が表れているのかもしれませんね……。
確かに、浅草界隈の商店などにも、門松が立てられているのが目に入るようになりました。とにかくあわただしい感じが、街全体にもみなぎってゆきます。
当院にも今日は朝からたくさんの電話がかかってきています。「年内はいつまでやっていますか? 年初は何日から始まりますか? 」というお問い合わせが多いですね~、やっぱり。このようなお問い合わせは、本当に有難いことで、「年内は28日まで、年初は5日からになります。お問い合わせありがとうございます」となるべく丁寧にお答えさせていただきます。
ところで、年末だと実感することの一つに、“銀行が混む”というのがあります。しかし、数年前の年末の混み具合ほどではないと感じているのは私だけでしょうか? やはり、インターネットのほうでネットバンクを使用する方が増えたということの結果なのでしょうか? 
しかし、窓口でなければならない内容も様々あります。
当院はクリニック名が長くて、通帳の表面には印字の文字数の限度があるようで、銀行員の方の手書きになっています。そのためか、通帳の更新(内容がいっぱいになったときに新しい通帳に発行してもらう)は自動の機械ではできずに、その都度、面倒でも銀行の窓口に持って行かないといけません。
本日、通帳の更新を窓口でしてもらったところ、まず、担当の女性の方がクリニック名を書くのに多少ミスをされて、二重線を引いて印鑑を押したものを持ってこられました。(クリニック名を間違えられるというのは、正直ちょっとへこみます)
さらに内容を確認するとあまりに数字の印字がうすいため、これは老眼の私の目では見られないし、間違ってもいけないから打ち直してほしいとクレームをつけました。
しかし、お返事はノーでした。一度印字をしたものをもう一度打ち直すということは銀行では絶対にできないというのです。ちょっと何か私自身の気が済まないので、「印字くらいちゃんと見えるようにインクを朝、必ず入れ替えしておいてください」とだけお伝えして、そのまま通帳を受け取りすごすごと帰路につきました。
クリニックに到着して落ち着いてよく見てもインクが薄くて、数字の区別がつかず、コピー機で一番濃い文字に拡大コピーして通帳を読むことが今までもたびたびありました。そんなことをしなくてもよいように、せめてインクは濃く出るように銀行のほうで配慮してほしいと影ながら思っています……。
銀行の節約のためなのか、何かほかの事情で、文字がカスカスになるまでインクを補充しないという方針なのかもしれませんが、そのくらいサービスしてほしいと感じた年末です……。
でも、我に返れば、そんなことぐらいで葛藤するというのは、幸せな年末を過ごしている証拠だと改めて感じずにはいられません。
 本当に今年は大変な1年でした。
 来年は日本にたくさん良いことがありますよう……。   
                    20111226日 うらら(麗)

       ☆東京トータルライフクリニック 事務ブログ☆
      

2011年12月21日水曜日

はじめまして

皆さん、初めまして。私は東京トータルライフクリニックの事務メンバーの一人で、ブログ名を麗(うらら)と言います。突然ですが、クリニックの中では地味な存在の事務部門で、ブログというものを始めることになりました。
ブログとは何か? よくわかっていません。何か、気軽な日記のようなもので、社会の中に主張していったり、つぶやいていったりするエッセイのようなものなのか?というイメージなのですが、間違っていたらごめんなさい。
日記というほど更新できないかもしれませんが、でも、日記に向かうような気持ちで目に映る事象や風景、クリニックが存在する浅草周辺の変化などお伝えしたいと思います。
まず、少しクリニックの紹介をします。当院は、ちょうど1年前の2010年11月に、文京区本郷から台東区浅草に引っ越してきました。もともと20年前にクリニックが誕生したときは、院長、副院長、看護師1名、事務員1名の4名から出発したのですが、今は常勤医師だけでも4名で、非常勤医師1名、常勤看護師5名。事務メンバーもパートの方も入れて7名……と気がついたら17、8名の所帯になっていました。
事務員は1名という時代が長く続いておりましたので、最初からいた私(麗)としては、このこと一つとっても感慨深いものがあります。それほど、地域の皆様にかわいがっていただいて成長したということなんだと感じて、本当に有難いですね。
そして、今は浅草という場所におりますが、浅草はスタッフ全員が大好きな場所です。私たちは隅田川越しに、スカイツリーが日ごとに高くなってゆくのを見ながら出勤していました。でも、浅草には言うまでもないですが、古くからある日本の良さ、伝統や人情や情緒やがたくさん存在しています。
クリニックが入っているビルの大家さんは、四季折々のお祭りや行事、風習をとても大切にされています。1階エントランスのつきあたりエレベーター前には、大きな提灯と、そして立派な「熊手」、さらには大きな羽子板が飾られています。(写真)熊手の大きさは高さ1.5メートルはあるもので、迫力満点です。この熊手や提灯がまず、来訪される方を出迎えてくれます。
ちなみに、熊手と言えば酉の市ですが、この2011年は「三の酉(とり)」まであったそうで、「三の酉まであるときは火事が多いとか、冬らしい寒い冬になる」と言われているらしく、火事が多いのは困りますが、このところの天気予報を見ていると「やはり寒そうだ」と、昔の人たちの智慧に感心しているところなんです。
初回は紹介なども入れてしまい長くなってしまいました。では、このような感じで、試行錯誤しながらブログを始めますので、皆さん、応援よろしくお願いします!(麗-うらら)